ボルト・ナット 圧入・溶接

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ボルト・ナットの圧入・溶接は板厚の薄い板金部品にボルトやナットを溶接し、ねじ山を追加する工程です。弊社では、JISの規格品はもとより、多数のボルト・ナットを常備しておりますので、板金の後工程も併せてご相談ください。
規格品で合わない場合は、弊社の機械加工設備で図面の内容に合わせた仕様にしますので、短納期での対応が可能です。
また、圧入、溶接だけでなく、バーリング加工でも対応しております。

収納棚

収納棚

ボルト圧入

ボルト

ナット圧入

ナット

加工対応方法一覧

種類 加工方法 ねじの種類 母材の材質 長所
SUS アルミ
バーリング バーリング加工 メスねじ × 購入品がなく安価
スタッド スタッド溶接 高さのあるオスねじ、メスねじ × コストが安く量産におすすめ
ウェルドナット 溶接 メスねじ × 比較的安価(溶接跡が残る)
セルスペーサー 圧入 高さのあるメスねじ アルミやバーリング加工できない製品におすすめ
セルスタッド 圧入 高さのあるオスねじ アルミやバーリング加工できない製品におすすめ
クリンチングナット 圧入 メスねじ アルミやバーリング加工できない製品におすすめ
ボス、支柱 溶接(ボス、支柱) 規格にないメスねじ コストはあがるが、必要なサイズ数量を加工ができる

加工方法詳細

バーリング加工

加工方法 板に成型加工をして直接メスねじを切りる方法。ネジ山不足となる板厚を成型加工により補うことが可能
推奨材料 SPCC、(SUS)
対応サイズ メスねじ:M3~M6
利点 購入部品がいらないので一番安価
欠点 オスねじ不可。アルミは素材が柔らかく不向き
コメント 弊社では、成型加工後にタップ加工を自動運転で加工出来ますので、加工漏れもなく非常に得意としております。
バーリング加工

スタッド溶接

加工方法 専用のスタッドガンを使用して瞬時に溶接します。長さは規格サイズとなります。
推奨材料 SPCC、SUS
対応サイズ オスねじ:M3~M8(長さ:規格サイズ)
メスねじ:M3~M5(長さ:規格サイズ)
利点 作業性が良く安価
欠点 アルミ材不可。メスねじは止まりのみ
コメント 弊社では、各大きさの各サイズを豊富に在庫しております。
外れ防止に点付け溶接も希望によりご対応致します。
クリンチングナット 圧入

溶接

加工方法 通常はスポット溶接機を使用して溶接を行いますが、条件が悪く取れやすいので、点付け溶接での補強をお勧めします。
推奨材料 SPCC、SUS
対応サイズ メスねじ:M4~M12
利点 ナットにパイロットが付いており位置決めが簡単
欠点 アルミ材不可
コメント 弊社では、各サイズを豊富に在庫しております。
外れ防止に点付け溶接も希望によりご対応致します。
スタッド溶接

圧入

加工方法 プレス機による圧入方法。溶接の出来ないアルミが主体。
推奨材料 AL、(SPCC、SUS)
対応サイズ メスねじ:M2~M8
利点 アルミ板にメスねじをするなら定番
欠点 アルミ材が主体
コメント 弊社では、各サイズを豊富に在庫しております。
ウェルドナット溶接

溶接(ボス、支柱)

加工方法 製作したメスねじを手溶接する方法。溶接は、TIG及びMIG溶接となります。
推奨材料 SPCC、SUS、(AL)
対応サイズ 高さのあるメスねじ:希望サイズ
利点 製作可能であればあらゆるサイズにご対応可能
欠点 製作しますので規格サイズよりコストが掛かります。
コメント 1本よりご対応が可能です。
ボス、支柱